新メンバーの声

NEW MEMBER’S VOICE新メンバーの声

写真:説明

近年「株式会社アルマ経営研究所」に所属した、
新メンバーの声をご紹介します。

良かったこと

販路開拓の方法を身に着けられ独立できた

所属する以前は会社員で、アルマと巡り合う前から独立意欲がありました。しかし、県外に住んでいたこともあり、中四国の企業の方々との接点がなく、独立にあたって最も懸念していたのがクライアントです。アルマに所属することで販路開拓の方法(金融機関からの紹介、支援機関・制度の活用、セミナー開催等)が分かったことは、独立に向けて非常に有益でした。

働くことへの制約がない

アルマでは、顧客の種類(民間企業、地方自治体、支援機関等)、案件の種類(コンサル、シンクタンク、セミナー)、コンサルの種類(経営、業務、IT等)が豊富で、希望すれば幅広い分野を手掛けることも可能です。また、個人事業主ならではですが、好きな時間に自分が納得できるまで働くことができるため、会社員だった頃と比べると意識やパフォーマンスの差が歴然です。働くこと自体が好きというわけではありませんが、ストレスは少なく、日々新しいことに目を向け、自由に発想しながら業務にあたることができています。

所属することの敷居は低い

アルマに所属したことで発生する時間の制約は、毎週月曜日の定例会議、年に数回の会議・イベントのため、微々たるものと思います。また、金銭的な制約については、自身の売上の僅かをアルマに手数料として支払いますが、事務所の維持や事務員の方の給料のためだけに使われており、手数料ビジネスをやっているわけではないので納得が行きます。

個人では対応しきれないニーズに対応できる

経営者の方や支援機関等との日々の会話の中で、私個人にないスキルを求められることが多くあります。「就業規則を見直してほしい」、「ISO取得を支援してほしい」、「IT導入のアドバイスがほしい」、「ストアオペレーションの指導をしてほしい」、「当社にとっての〇〇業務のあるべき姿を示してほしい」等です。このようなときは、詳しそうな所属メンバー(もしくは提携メンバーや提携先の方)に話を聞きながら、適宜同行してもらうことで案件推進が可能です。組織の力を活用することで、個人のスキルにレバレッジをかけることができると考えています。また地方自治体の営業活動では過去の経歴が重視される場合がありますが、アルマでこれまで取り組んできた経歴をアピールすることで、案件獲得にも有利です。

悪かったこと

会社員ほどの安定的な収入はない

会社員とは異なり給料のような安定的な収入は無いため、自分自身で稼がなければなりません。1年目の収入は、他の所属メンバーからフォロー頂きながらも、会社員だった頃の6割程度まで落ち込みました。その後、2年目からは、1年目に培った人脈から多くの引合いを頂き、目標の収入を獲得できるようになりました。ただ、安心はできず、民間企業向けの場合は案件の有無により収入が大きく増減します。会社員ほどではありませんが、支援機関と連携することで、収入を安定させることも可能なため、多様な顧客にアプローチし、収入と繁閑のバランスを取ることが今後の私の課題です。

まとまりがない(会社に強制力がない)

所属メンバーは一人一人が事業主であり、また自身のビジネスを経営している経営者でもあります。このためだと思いますが、こだわりが強い方が多いです。また、アルマ内の上下関係もないため、各人が好き勝手でき、まとまりがないこともしばしあるように見受けられます。このため、複数名で案件を推進する際は、こだわりを良い方向で活かすよう、互いを尊重しながらチームをマネジメント、更には案件のゴールをコンサルティングする気概を持って取り組む必要があります。

社内インフラに改善の余地がある

一例として、コンサルティング会社の肝となるノウハウ共有のインフラです。所属メンバーの中には、年配のベテラン陣もいらっしゃいます。その方たちは知識・経験・人脈が豊富で、新たに所属した私にとってみると、その方たちから学ぶべきところが多くあります。資料の授受や会話を通して一定レベルのノウハウ共有はできていますが、俗人化したノウハウの形式知化、及びノウハウ共有の仕組を整えることで、私や今後新たに所属される方のレベルの底上げにもなると考えています。

所属される方へのアドバイス

自身の力で仕事を完結できるように意識する

アルマの所属メンバーは皆同じ立場でそれぞれの業務を遂行しています。新たに所属された際には、希望をすれば所属メンバーからアドバイスや案件紹介をしてもらえるかもしれませんが、最後に頼れるのは自分しかいません。所属を検討されている方の経験・立場は様々と思いますが、「自身の力でクライアントの支援を完結できること」が求められることを理解し、実践できるようになる必要があります。

好奇心と素直さを持って取り組む

行政・民間を含め、世の中には様々な事業が存在しており、多くの組織・企業が活動しています。そのような中でコンサルティングをしていると、日々新たな情報に触れる機会が訪れます。好奇心があるのと無いのでは、情報の吸収力や発揮される洞察力に差が生じます。また、経営者の方々は、当然ながらコンサルタントよりも自社のことに詳しいです。貴重な時間を割いて対応下さる経営者の方々の話を、素直さを持って傾聴することで、自ずとコミュニケーションが深まると考えます。